メッセージ“私たちと人権”

私たちの社会は、さまざまな偏見や差別が絡み合い、人権が脅かされています。
当事者たちの声に耳を傾け、差別のない、お互いが尊重される社会の実現へむけて“私たちと人権”について一緒に考えましょう。

第1巻(60分)
香山リカ(精神科医)
 生きづらさの中で、悩み、苦しむ患者と接し、現代人の“心の病”に向き合い続ける精神科医の香山リカさん。「今のままで大丈夫!」、誰もがそのままで生きられることが大切と語ります。
長倉洋海(写真家)
 戦争の悲惨さだけでなく、そこに生きる人間そのものを捉えようと世界の紛争地を撮り続ける写真家の長倉洋海さん。エル・サルバドル難民少女ヘスースとの出会い、彼女の成長を撮り続けてきました。戦禍の中を生き抜く人々の力強さを語ります。
辛淑玉(人材育成コンサルタント)
 東京生まれの在日朝鮮人2世。民族名「辛淑玉」を名乗ります。在日であること女であることなどあらゆる マイノリティーの立場にたって発言を続けています。
石川一雄(狭山事件再審請求人)
 1963年5月、埼玉県狭山市でおこった女子高生誘拐殺害事件の「犯人」とされた石川一雄さん。見込み捜査やうその自白の強要が冤罪事件を生みました。被差別部落に対する差別と偏見があったのです。今も、石川さんは無罪を勝ち取るために再審請求の闘いを続けています。
◎販売価格 DVD
 1本 30,000円(税込)
 2本以上(1本につき) 25,000円(税込)
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第2巻(60分)
雨宮処凛(作家)
 反貧困ネットワーク副代表としても活動を続ける雨宮処凛さん。中学生でいじめにあい、不登校、リストカット、自殺未遂などを経験。若者たちが社会の中で貧困に陥る現状を指摘し、「普通に生きさせろ!」とメッセージを送ります。
藤木勇人(うちな~噺家)
 沖縄のコザに生まれ、基地があり米兵がいるのがあたりまえのなかで育った藤木勇人さん。沖縄には語るべきものがたくさんあるといいます。沖縄の歴史、自分のルーツを笑いを織り交ぜ、ウチナンチュウとして語っていきたいといいます。
サヘルローズ(タレント)
 イラン・イラク戦争で孤児となった悲惨な体験、そして日本でのいじめ、外国人差別を乗り越え、タレント、女優として活躍するサヘルローズさん。どんな状況でもあきらめず、夢をもって生きることの意味を語ります。
神 美知宏(全国ハンセン病療養所入所者協議会事務局長)
 ハンセン病に対する偏見は今も変わらず、高齢化した元患者たちはふるさとに帰ることもできず療養所で暮らしています。神美知宏さんは、隔離され凄まじい差別にさらされ続けてきた体験を語り、全てのハンセン病患者が人間としての尊厳を回復できるよう、訴えます。
◎販売価格 DVD
 1本 30,000円(税込)
 2本以上(1本につき) 25,000円(税込)

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